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 宿舎に帰って、昼食の後、十二時半からの開会式に参加するため、選手たちと共に再び大邱市民グランドに着いたときは、金モールで飾った真赤なユニホーム姿に身を囲めたバトンガールを先頭にブラスバンドが隊列を組んで行進の準備をしているところでした。参加各学校も校旗を先頭に入場行進の準備が整い、しんがりの御坊商工も準備完了で、いよいよ入場行進がはじまった。
 ユニフォーム姿の高校生は体格も顔の型もほとんど日本と変わらない。ただ軍事教練を受けていて厳しく教育されているだけに、入場行進はなかなか堂々たるもので気合いが入っているという感じがしました。しかし、御坊商工も元気に入場行進を行い、本部席からもスタンドからも憎しみない柏手が送られました。
 大会会長の韓MBC社長、張大韓ホッケー協会長、徐慶北ホッケー協会長等の挨拶のあと、私が選手団を代表して、仮谷和歌山県知事の次のようなメッセージを代読しました。


二階団長挨拶

(メッセージ)
 この度、第三回大邱M・B・C社長旗争奪全国高校ホッケー大会に、和歌山県立御坊商工高等学校チームが招待されましたことは、日本の高等学校ホッケー界はもとより和歌山県にとりましても大変名誉なことであり、喜びに堪えない次第であります。
 一昨年には、貴国より提川高等学校チームをお招きしまた本県から紀陽銀行女子チームが貴国に招待されましたようにその交流を年々深めてまいりました。今回の御坊商工高等学校チームの貴国訪問が、日韓の友好親善にさらに大きく貢献することを念じてやみません。
今回の遠征に際し、心のこもったお世話を頂いております大邱文化放送株式会社社長韓俊愚(ハン チュンウー)先生、大韓ホッケー協会会長張昌寿(ナヤン チャンスー)先生、慶北ホッケー協会会長徐祥圭(ソウ サンキゥ)先生に対し、喪心より感謝と敬意を表する次第であります。
 最後に、大韓ホッケー協会発展と第三回大邱M・B・C社長旗争奪全国高等学校ホッケー大会のご盛会を祈念しましてごあいさつといたします。
 和歌山県知事 仮谷志良 代行
 御坊商工ホッケー部訪韓選手団団長、二階俊博(カムサ ハンミダ)

 

 カムサ ハンミダ―ありがとう―これは、私が出発の前に松本先生や中尾先生を通じて、選手達に約束していた一言でもいいから「ありがとう」位は言えるようにと言っておりましたのを、今度は自分が韓国の大会役員や参加校の高校生や観覧席の多くの観衆の前で言わなければならない羽目になったわけです。開会式のスピーチを終えたときは正直、私も役目の一つが無事に済んだとほっとしたものでした。そして場内のあたたかい柏手と通訳の山本さんから「実にきれいに聞こえた」とささやかれて、やれやれ恥をかかなくて済んだと胸をなでおろしました。

 

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