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 大会第二日日、いよいよ日本代表御坊商工と対する相手はソウルの名門、龍山高校。
 御坊商工の選手も、前日一試合をやっており、韓国にやって来て、三日目であり、少しは、生活にも慣れて、落ち着いた感じで試合開始を待っている様子。観覧席には、今日もあの韓元福さんの姿が見えます。不思議なもので、藁料先生の教え子と言うだけで、もう昔からの知人のような感じがしてならないのです。
 「今夜招待したいので時間を空けてもらえないか」とのことです。「大変ありがたいことですが、こちらのホッケー協会からも言われており、大韓ホッケー協会からも招待を頂いているのですが、明日は私は一足先にソウルヘ向かうので、今夜は、関係者みんなが集まって食事をしようとお誘いするつもりでいますから貴方も是非それに出て下さい」とお招きしました。
 そんな会話をしていると、またお二人のご婦人が訪ねてくれました.藁料先生が小学校の先生をしておられた当時の、校長先生の奥様とそのお嬢さまでした。校長先生はすでに八十歳を超えておられるので、応接に来れなかったかと言って、韓国円で十万円の陣中見舞を持って応援にかけつけて下きったのです。
 センターポールに仲良くはためく日章旗と韓国旗、目をグラウンドに転じると日本と韓国の高校生が白球を追って、懸命に走る、打つ―、この両国の平和な時代。人と人、国と国が仲良くすることがどんなに大切なことか、ふとそんなことを思わずには居られない気持ちが致しました。老校長先生は、今は第一線を引退されて、ビルの管理人をされていると言われる。しかし、これまた四十年程前の部下の関係の日本のホッケーチームがやって来たというので、このお心遣いに心から感謝しながら宿舎に帰って、選手たちにこのことを伝え、「今回の遠征では感謝するという気持ちをしっかり抱いて帰ってほしい」と話しました。

 

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