ホーム プロフィール 著書など ニュース ライブラリ 明日のふるさとを考える青年の会

 

 

上へ

「改革への誓い」

二階俊博

 

政治の世界に身を投じて、今年で丁度32年(注)、国会議員秘書11年、和歌山県議会議員8年、国会議員13年(注)思えば大学卒業の翌日から、社会人となった今日までひた走りに走り続けて来た「私の小さな道」を作家の大下英治氏の鋭い質問と熱心な取材、卓越した調査能力でもって、私にも過ぎし日をふりかえる貴重な機会を与えて頂きました。

(注 平成8年7月現在)

父のこと、母のこと今年のお盆も、父の郷里の山紫水明の日置川町、母の郷里の日本三大美人湯の龍神村のふるさとの人たちに、私の「国政報告」として、この本のことをお伝えしたいと思っています。

遠藤三郎先生のこと私はこの師にめぐり逢ったことが、人生の航路も変えたし、考え方にも最も影響を与えてくれた恩人。今でも政治の道に迷う時、ふと「この時、遠藤先生ならばどう考えるだろうか」としばしば思うことがあります。不思議なことですが、そんな時、答を暗示して下さるような気がします。遠藤先生のふるさとは静岡県裾野市で、富士山の麓。

私は、飛行機や新幹線の窓から富士山を見るとき、山の彼方のありし日の師のお姿をしのび、明日もまた頑張ろうと私の政治活動のエネルギーの源でもあります。

県議選二回、衆議院選四回、計六回の選挙に、多くの皆さまからご支援を頂き、まさに導びかれ、支えられて、今日があることを想い、あらためて感謝の気持ちが一入であります。

この感謝の気持ちが何にも優る活動の原点であり、原動力でもあります。

政治改革、行政改革、経済改革、私たちが真正面から挑む政治課題は、何れも僅か四文字でありますが、選挙の試練を受ける身にとっては、命がけの大仕事であります。単に改革ではなく、革命であります。しかし、誰かがやらねば、明日の日本はない。私たちは、今遽巡している時ではない。私たちは、この大きな課題に対して、決して逃げることも、避けることも、先送りをすることも許されないのです。一人でも多くの国民の皆さんの共感を得、賛同、協力を頂いて、日本国が立派に生き続けるための「外科手術」を思い切って断行しなければなりません。

「国のために死ぬその勇気がなければ政治家の仕事をおやめなさい。そして明日から嘘をついてもつとまる私のような作家の仕事でもされたら如何ですか。」これは何年か前、日比谷公会堂における自民党大会で、作家曾野綾子氏が述べられた祝辞の一節であります。

まさにその通りであり、党を離れた今も鮮明にこの時のことを印象深く覚えています。

ニュージーランドのボルジャー首相が細川元総理に対し、「あらゆる既得権を排し、一切の例外なしに時間をかけずにすることが大事。一時的に不人気になっても勇気を持って実施することが重要だ。」と言われたそうです。この重要な政治課題に新進党は率先して挑戦し、責務を果たす‥覚悟であります。

下民易虐

上天難欺

(下々の民は虐げ易いけれども神を欺くことはできない。)

福島県の二本松市に建立されている「戒石銘」の銘文であります。今から240年も前のものであります。政治家や公務員が今ほどこの戒めを心しなければならないときはないのであります。

決意を新たに「改革の道」に向かって前進を誓うものであります。

平成8年7月30日 和歌山県北山村東光荘にて

検索語   検索ガイド