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交通施設バリアフリー実現に向けて


桂 功

 和歌山県の南、紀南地域に位置するすさみ町は、人口5977人の過疎化と高齢者率34.2%県下で8番目と高齢化が進んだ町であります。
 過疎からの脱却を目標に、若者定住や雇用の拡大等、地域経済の活性化、福祉の充実、教育の振興を三基本柱として行政施策・運営に取り組んでおります。
 古くからの農林漁業に加え、近年では地域の特性を活用したまちづくりをめざしており、毎年五月に開催する「イノブタダービー」は二万人以上を集める紀南地方の名物イベントとして定着し、今年で二〇回を数えました。
 また、海洋資源を生かした、釣り、スキューバーダイビング、各種マリンスポーツに加、では「海中ポスト」、「エビとカニの水族館」がマスコミで取り上げられ、子供さんからお年寄りまで多くの方々にご来町頂き、楽しんで頂いているところであります。
 これらのお客様をお迎えし、都市部と紀南地域を結ぶ唯一の交通機関が和歌山県を南北に貫通するJR紀勢本線であり、周参見駅は昭和十一年の開通以来、町の玄関口として、また、町民の通勤通学や生活圏である田辺市への利用等、その賑わいをみせて参りました。
 この周参見駅も老朽化が著しく、本年度(平成十二年度)には「町民コミュニティープラザ」として生まれかわります。勿論、バリアフリー化を考慮した施設で、更に地域間交流が促進されると期待しております。
 このように順次整備を進める中、残された昭和五十年整備の跨線橋については、雨天の時、また、お年寄りや身体のご不自由な方には階段の昇降等に大変利用しづらく、日増しに改良の声が高まっており、是非とも解消しなければと考えております。
 都市駅等と違ってその利用者は、「交通施設バリアフリー化法案」の五千人/日以上の規定には遠く及びませんが、エレベーターや屋根の整備等『利用者にやさしい施設整備』は、当町がめぎす福祉の充実の最重点施策と位置付け、関係機関からご指導を頂き一日も早く実現できるよう努力したいと決意しております。(和歌山県すさみ町長)

 

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