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二十一世紀の明るい福祉を創る


松尾 榮


 交通バリアフリー法の成立は、二十一世紀の明るい福祉の展望が大きく拓けたと心より喜んでおります。
 二階俊博前運輸大臣が、積極的に果敢に取り組んで頂いた賜であります。また、私ども障害者の代表である八代英太前郵政大臣と共に、青木内閣官房長官を座長にしてバリアフリー閣僚懇談会等も開いて頂き、運輸省、建設省、警察庁および自治省の各省庁間のバリアのない共同提案であり、従来にない異例のものであります。二十一世紀の政治の在り方を示唆するものと大いに期待いたしております。
 平成十二年六月七日東京体育館で、身体障害者福祉法施行五十周年記念大会を開催した時に、天皇・皇后両陛下のご臨席を賜り、「我が国は、現在、社会の急速な高齢化という大きな問題に直面しておりますが、このことは、障害者の福祉に対しても、様々な面で大きな影響を及ぼすものと考えられます。その中にあって、国際障害者年のテーマ『完全参加と平等』の理念の下に、障害を持つ人々が安心して社会に参加できる環境を更に改善していくためには、すべての関係者が力を合わせて一層の努力を重ねていくことが必要であると思われます」と、有り難いお言葉を頂き感動いたしました。
 四月四日に衆議院運輸委員会、四月二十五日に参議院交通・情報通信委員会に参考人として出席させて頂き、交通バリアフリー法の成立は、@障害者の社会参加の動機づけにいたしたい、A計画段階から障害者の参画をさせて頂きたい、B障害者も社会的責任を果たしたい、と、早期成立を訴えました。
 日本身体障害者団体連合合のこれからの課題として、
一、障害者自らの心のバリアフリー化を図り、社会の一員としての自覚と責任を持ち、一般社会の御理解、御協力を得るようにしたい。
二、各市町村が計画作成するので、日身連傘下の各支部が積極的に参画し、提言できるように育成強化を図っていきたい。
三、常に感謝する気持ちを忘れず、交通バリアフリー化の実現に全国の障害者挙げて努力をしていきたい。
―――等々を考えております。
 国民の皆様の、なお一層の御理解、御支援をお願いいたします。


(社会福祉法人日本身体障害者団体連合会合長・
 社団法人佐賀県身体障害者団体連合会会長)

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