ホーム プロフィール 著書など ニュース ライブラリ 明日のふるさとを考える青年の会

 

 

画期的な交通パリアフリー法の成立


見坊 和雄


 少子高齢化の中で、私たち高齢者は「社会の支え手」になるべく「自立と社会参加」に励んでいます。
 誰もが加齢とともに心身機能が低下し、あるいは病気・障害を伴って、心ならずも家に閉じこもり、人との接触を失いがちですが、それを克服して外出の頻度を高め、行動半径を広げて自立と参加に努めているのです。
 安全と利便に配慮した「移動の自由」は、このような高齢者の期待に沿うもので、高齢社会にとって重要な意義をもつものです。
 いま、私たちはかつて想像もつかなかったほどの豊かな社会を迎え、驚くばかりの科学技術の進歩と公共交通機関の発達によって、誰もが景勝・文化の地を訪ね、遠く海外に旅する夢を果たせる時代を迎えております。
 しかし都市化が進む中で、建物・ターミナル・通路の高層化・立体化・大型化と、機械化・無人化によって、高齢者の移動と安全を妨げる新たな壁(バリア)が生じて、その解決策が切実な課題となってきました。
 このような中で、先の国会で成立した、高齢者・障害者等の移動の円滑化を図る「交通バリアフリー法」は、まさに画期的な朗報となりました。
 この法律が、縦割り行政の垣根を払って、運輸省・建設省・自治省・警察庁の四省庁共管のもとに提出されたことも、その評価を一層高めております。
 この法律提出に至る過程には、多くの苦心があったことと存じますが、その中心となって、立案・調整・推進の任にあたり、全会一致の成立を果たされた、運輸大臣二階俊博先生の熱意とご努力に、深甚なる敬意と謝意を表します。(全国老人クラブ連合合副会長)

戻る 上へ 進む

検索語   検索ガイド