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政治評論家
森 田   実

 この度、二階俊博先生の「草の根の観光交流―LOTUS ROAD」が出版されますこと心からお慶び申し上げます。
 二階さんは、観光立国論の主導者であります。政治家として誰よりも早く「観光立国論」を提唱されました。しかも二階さんの偉いのは、口で唱えるだけでなく「行動の人」として国や地方自治体、関係業界などに働きかけるなど、その実現のため積極的に行動されてきたことです。
 私は四〇年以上も前から仕事上、全国各地で講演をしていますが、最近、観光立国への大きなうねりが起こりつつあるように感じます。観光立県、観光都市、町や村も観光で生きていきたいと言います。環境を良くし、地域の伝統と文化を大切にして、多くの人に評価してもらえるような村にしたい、町にしたい、市や県にしたいという静かな、しかし大きな波が確実に起こっております。
 国においても昨年、小泉総理は観光立国を今後の日本の国づくりの目標とすることを政府の方針として決定いたしました。二階先生が提唱した観光立国論は国民の心を掴んだのです。
 ドイツの著名な政治家ビスマルクは「政治は科学ではなくて術である」と言いました。二階先生の活動には「術」があると感じています。それは魔術というか、芸術というか、そういう「術」があると思います。二階先生の不思議な「術」がこういう大きなうねりをつくり出したのだと思います。二階先生の今日までのたゆまぬご努力に対して、深く敬意を表します。
 本書は法政大学での講義、国際観光学会や中国大連市の東北財経大学での客員教授就任の際の記念講演など観光交流と観光立国実現に向けた二階先生の講演などを観光シンクタンク「日本観光戦略研究所」が編集したものであります。いずれも大変にすぐれた講演です。人の心に訴えるものがあります。私は、本書が多くの皆様に読まれ、観光への理解が進み、やがて観光立国の実現に大きく寄与するものになると確信するものであります。

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