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郵政民営化”生き残り”へ
26万職員の意識改革に期待

2005.10.25掲載

衆議院議員  二階 俊博

 郵政民営化――「是か非か」を国民の皆さんに直接問いかける衆議院選挙は九月十一日開票が行われました。誰もが予想することが出来なかった程の支持を自民党候補に寄せられ、自民党は圧勝をしました。公明党も順当な勝利を得られて、自公の与党は圧倒的な勝利を収めました。私も選挙区の和歌山第3区の皆さんのあたたかいご支援により、八回目の選挙を無事に当選させて頂きました。

 自民党総務局長という選挙を仕切る役割は、解散になっても、公示の日まで一度も選挙区へ帰ることも出来ず、ひたすら新風会の同志や自民党の組織、ご推薦を頂いている公明党、そして選挙区の皆さん等のご理解、ご協力を信じて祈るような心境の毎日でありました。それだけに今回当選させていただいたことに深い感謝の念を抱きつつ郷土和歌山の発展と、日本の将来に些かでもお役に立てるよう決意を新たに精進を重ねる決意であります。当選早々の新しい国会の本会議で、再び郵政民営化特別委員会が設置され、議長から委員の指名があり、直ちに特別委員会が開かれ、全会一致で私が再び委員長に指名されました。

 選挙前と選挙後の委員会は国民の皆さんの声を反映した結果、波静かな委員会のスタートとなりました。同時に衆議院では、すでに先の国会において可決成立している厳然たる事実もあります。しかし、それでも特別委員長に再任された私は、最後まで慎重、公平な審議を貫き、例え議席を三分の一以下に減らしてしまった野党の選挙後の意見にも真剣に耳を傾け、質問時間の半分を野党に割り振って、自民党と公明党の質問時間を大幅に譲って頂いて、審議に臨みした。その結果、審議は極めてスムースに進み、円満な裁決の結果十月十一日、特別委員会で可決、直ちに本会議に緊急上程を行い、私から委員会審議の経過と結果を報告致しました。同じ法案で二度委員長報告を行うのも極めて珍しいケースでありますが、本会議における裁決も円満な状況で行われ、前国会で5票差で可決された同じ内容の法案が、選挙後は200票差で可決成立するというほとんど信じられないような結果となりました。これらは全て国民の皆さんの後押しによるものであり、文字通り小泉総理の郵政改革への執念と国民の声の合作であり、長時間の審議と共に歴史に残る場面でありました。その間郵政民営化担当の竹中大臣は、ご承知のとおり本県出身でありますが、政府答弁をほとんど一手に引き受けられ、延べ委員会での答弁回数は九百回に迫るという新記録の奮闘ぶりでした。本県出身の与党議員は衆参併せて全員"白票"を投じて頂いたことも力強いことでした。

 郵政民営化の法案が成立したことによって舞台は大きく一転して、今度はいよいよ2007年10月の民営化開始を目指して一斉に走り始めました。郵政公社の幹部の言う通り「郵便局で漫然とお客を待っているだけでは生き残れない」――実感がこもっています。新ネットワークの構築へ応援団として、これからも、郵便局の自立と、二十六万職員の意識改革に期待し、消費者と国民利益を念頭に、民営化への道筋を見守りたいと思います。

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