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WTOと国際版一村一品途上国の奮起を期待

2006.2.7掲載

衆議院議員・経済産業大臣  二階 俊博

 

WTO(世界貿易機関)は世界149の国が集まった国際貿易機関です。

貿易立国である日本が最も大切にする国際機関です。外国と貿易をするとき、加盟国が守るべき約束、各国が貿易しやすくする環境をつくる、世界の人々の暮らしを向上させるためにWTOは存在します。世界の全ての人々の幸せの実現に貢献することこそWTOの使命です。世界には成長著しい先進国と発展途上国があります。

途上国の中には、1日1ドル以下で生活する人たちが10億人以上、この地球上に存在しています。それらの国の代表は「私たちのことも考えて下さい」「人間の顔をしたWTOであって欲しい」と悲痛な訴えをされます。ドーハランドと称する今回の交渉は2001年11月カタールの首都ドーハで立ち上げて4年を経過してなお交渉は難航しています。私は昨年11月、経済産業大臣に就任してWTOの会議でロンドン、ジュネーブ(スイス)に2回、釜山、クアラルンプール(マレーシア)、香港、ダボス(スイス)に出張し、多くの国々の閣僚と話し合って来ました。日本は途上国のため何が出来るのか。小泉総理は途上国の大使に集まって頂いて、「開発パッケージ」と総称する支援策を発表しました。大きな反響を呼び、今この熱い小泉メッセージは、地球の裏側まで届いて高く評価されています。「途上国の皆さんの奮起」――このことが一番大事です。私は担当大臣として、日本で生まれ、アジアで仲間を呼び、村興し、町興しとして評判の「一村一品運動の国際版」の展開を提唱しています。

いくら関税が下がって貿易の環境が良くなっても、相手の国の消費者に喜んでもらえるような製品をつくらなければ、この成功の物語ははじまりません。商品の品質、形、大きさ、色彩――日本が海外進出の際、考え、学び、ある時は失敗をくり返えし、それでも私たちの仲間たちは頑張って来ました。私は国際会議でも話しました。「今、日本は経済大国等と言われていますが、今から60年前、終戦の日から私たちの先輩達はガレキの中から立ち上がり、塗炭の苦しみの中から一歩一歩前進を続けて参りました。発展途上国の皆さんにも、売れる商品開発への努力、そして日本の技術だけでなく、ほとんど資源のない日本が這い上がって来た今日までの姿も学んで欲しいと思っています。関西空港に、成田空港に、さらに中部空港等の日本の玄関口に常設の展示販売コーナーを設置して頂けることになりました。私も、途上国の大使各位に申上げました「我々は出来る限りのことはやります!共に起ち上がろう!みんなが幸せになるために!」

さあ、ここからは、県民の皆さん、国民の皆さんの出番です。「途上国」激励のためのショッピングをどうかお楽しみ下さい!


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