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「今年こそ紀伊半島一周の
高速道路にメドをつける」

2008.01.07掲載

衆議院議員・自由民主党総務会長
二 階  俊 博

 明けましておめでとうございます。今年は、和歌山新報の国会議員のリレー随想の「書き初め」のような当番を承ることになりました。今年の和歌山県としては、仁坂知事も言われているとおり「紀伊半島一周の高速道路建設についてメドをつける」ことが最大の課題となっている。第3回国土開発幹線自動車道路建設会議は、昨年の暮れ、十二月二十五日に東京ホテルオークラで開催された。
主たる議題は、「東京外郭環状道路」についてであるが、これについては、事前の説明もなされており、ほとんど国土交通省の方針通り原案が全会一致で了承された。
私は久方ぶりでこの建設会議に自民党三役の一人として出席することになっていた。
 この会議を静かに聴いておりますと、先ず民主党を代表する委員、自民党代表の委員が交互に「地元の声を尊重するように」、「高速道路のネットワーク構築」等についての意見を述べた。
 さらに民主党の委員から、東京外郭環状道路の基本計画の策定であるが、9,342qについて、どのような全体像で整備を図っていくのか」
 冬柴大臣からは「現在までの1万4,000qについて、さらに9,342qについてもまだ出来ていません。例えば、鳥取県は37%、和歌山県は40%、宮崎県が41%しか整備が出来ていない・・・・・・・・」と責任ある担当大臣として切々と心境を述べられた。
 私としては、同志中の同志である冬柴大臣の胸の内は痛いほど分かるような気がする。
 昨年の十一月十一日にも田辺インターまでの開通式にも多忙の中を出席して頂いた。しかし私としても、高速道路建設のために重要な影響力を持つ公の席で大臣に確かめておく必要がある。
 私は、大臣及び宮田道路局長に対し、「次回、当委員会はいつごろ開かれるのか」「予算の問題について、誰も発言されないが、これだけのメンバーが出席の中で今後の道路予算をどうするんだということが議論されなければおかしい。このことを別に置いて、幾ら議論しても道路は進みません。」「ネットワークという言葉が言われていますが、底流にあるものは国土の均衡ある発展です。いつの間にか、国土の均衡ある発展は『死語』だということを平気で言われるようになって来ている。『国土の均衡ある発展』というのは、今、一体死語になっているのか、生きているのか大臣の見解を承っておきたい」冬柴大臣は直ちに、「生きております!」極めて明快な大臣の答弁である。民主党の委員からは、「今の二階委員と冬柴大臣のやりとりは重要なお話であり、これはかなり基本的な政治課題である」と指摘された。勿論、私も同感である。
道路特定財源について、道路財源を巡って白熱の議論が全国各地で展開されている。年の瀬も迫った十二月二十七日、県及び各種団体の主催により、道路財源の問題の必要性について、激論が交わされた。
しかし大筋において、自民党と公明党の与党議員の意見はほとんど一致しており、さらに民主党議員からも、県民の長年の道路建設を支援する熱烈なエールが送られた。今、まさに「国土の均衡ある発展」を巡って、政治が真剣勝負の時を迎えている。高速で走れる紀伊半島一周の道路建設のメドをつけることが出来るかどうか今年はその正念場を迎えた。一歩も退かない決意で頑張りたい。

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