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国土強靭化へ総力  政治の最重要課題に挑戦

 2011.12.13掲載

衆 議 院 議 員

二 階  俊 博

 「国土強靭化(きょうじんか)総合調査会」が、自民党に新設された。強靭な国土の建設のためには、あらゆる英知を集め、今こそ自民党は、文字通り総力を挙げて取組まなくてはならない。
 人類が自然と共生し、都市と農村が共に栄える社会資本の整備を急がなければならない。「コンクリートから人へ」などと言うまるで寝言のようなキャッチフレーズに誘導されて、人と自然の共生という人類の発展の大前提さえも崩されようとしていた日本社会も、3・11の大災害や、9月の紀伊半島の台風による豪雨がもたらした空前の被害により、「これではおかしい」と人々が誰もが気がつき、強靭な国土の建設に前進することこそ、最大の政治の責務ではないかとささやかれるようになっている。
 自民党もたとえ野党であっても、人類や日本の危機とも言える今日の事態を前に、立ち上らなければならないと力を結集しようとしている。
 私は押されて、この大調査会の会長に就任することになった。
 我が国は考えてみれば、自然災害に常におそわれ続けている。それに対する対策が手薄になっている。
 コンクリートから人へという全く寝言に等しいような無責任な言葉を得意気にくり返し、未だに何の反省もない人たちに国民の尊い命や、汗の結晶である財産も委ねている状況について、今こそ各界の意見を結集して再検討を加え、多くの国民の皆さんの共感のもとに、来年の六月頃を目指して結論を出そうとしている。
 今日の日本の政治の最重要課題へ挑戦することにより、日本国民の生存と発展の方向を研究し、国土再生の戦略を策定することを目標としてスタートしたもの。
 先ずは、日本の代表的な有識者などのご意見を拝聴することにしている。
 第1回目は藤井聡 京都大学大学院工学研究科教授による「国土強靭化について〜強くしなやかな国を目指して〜」を皮切りにヒヤリングを開始している。

○評論家 石川好氏による「国土強靭化とは〜国土の強靭化のカギは日本海側にあり〜」

○政治評論家 森田実氏による「国土の強靭化とは」

○大石久和 早稲田大学大学院公共経営研究科客員教授による「国土の強靭化とは」

○西村英俊 東アジア・アセアン経済研究センター事務総長による「東アジアのネットワークの中での日本の強靭化について」

○石原信雄 財団法人地方自治研究機構会長による「国土の強靭化とは〜国政運営のあり方について〜」

○伊藤元重 東京大学大学院経済学研究科教授による「日本経済の課題」

○月尾嘉男 東京大学名誉教授による「東日本大震災の教訓」

○岡崎久彦 NPO法人岡崎研究所理事長による「国家の強靭化とは」

 年内のヒヤリングは岡崎先生までとして、新年は、1月22日の自民党大会の前日、公開討論会を開いて、広く党員・党友の皆さんのご意見を聴取し、来年のスタートとすることにしている。
 高速道路が途切れ途切れになっている箇所をミッシングリンクと呼んでいる。
 しかし、明確な対策や方針が示されていない。
「国土強靭化基本法」のようなものを検討する必要があるが、ミッシングリンク解消のための議員立法の提案も急がなくてはならない。
 来る年、よき年でありますよう念じ、皆さまのご発展をお祈りしつつ

            
              (平成23年12月11日 北海道稚内市にて )    

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