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国土強靭化法案の成立を

先覚者・濱口梧陵に学ぶ 

 2012.10.30掲載

衆 議 院 議 員

国土強靭化総合調査会会長

二 階  俊 博

「国土強靭化ーー日本を強くしなやかに」は、三本の法律「国土強靭化基本法」「国土強靭化関連法」「首都直下型地震対策法」にまとめ先の国会に提出している。
 防災対策は、まさに「転ばぬ先の杖」が大事で、先手先手で対策を講じていくことが求められている。それだけに、国会で与野党がかけ引きで、法案の案議に時間がかかり、結果、対策が遅れをとらないように今度こそ気合をかけて取り組むことが重要である。
 国土強靭化レポートの第一巻は、十六名の「知の巨人」と言われる各界の代表的論客に参加して頂き、重要なご意見を頂戴しました。
 レポートの第二巻は二十六名の方々を講師として迎えて、熱心な討論を重ねて、資料編を添えてこの程出版を致しました。約千六百ページに及ぶ大部なものになりましたが、大災害に備えての事前防災の哲学や長引くデフレの状況を脱却するための対策を論じれば、この程度の準備は当然必要だと考えている。
 重なる災害の発生と同時に、今あらためて「稲むらの火」が注目され、広川町の「濱口記念館」等は、千客万来で町はうれしい悲鳴を上げている。十月二十八日には千葉県知事で有名な森田健作先生がブレーンの方々と共に「広村堤防」等を視察に来られ、濱口家はヤマサ醤油で千葉県の銚子等ともご縁が深いだけに熱心に見学され、「これからは濱口梧陵のご縁で、是非千葉県は和歌山県とも交流を深め、また千葉県の鴨川シーワールドと和歌山県のくじらの町太地町とのご縁もあり、両県のさらなる発展に努めたい」と本県にとってもうれしいご発言をされていました。
 森田千葉県知事は、元東京都選出の国会議員として活躍され、特に運輸、交通関係の論客として有名でした。今、知事と私は、「日本の観光振興」に共に力を尽くそうと意見が一致しており、全国版の森田知事の力を借りて、観光と同時に国土強靭化にも協力願いたいと思っている。
「稲むらの火」−濱口梧陵物語が、著名な作家 大下英治氏が豊富な資料に基づき書き加えられた力作が近く講談社から出版されることになっている。
早くもいくつかの国から翔訳出版の申し込みが寄せられているようで期待が膨らんでいる。
テレビや映画化等もささやかれて、日本体育大学(松浪健四郎理事長)では、卒業記念品に「稲むらの火」が検討され、千葉県銚子市からも申し込みが殺到しており、発売以前からも濱口梧陵ブームの到来が感じさせれれる昨今である。
あらためて津波記念日の十一月五日と共に、先覚者濱口梧陵の生涯を想起し、見習わなければなりません。

 

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