ホーム プロフィール 著書など ニュース ライブラリ 明日のふるさとを考える青年の会

 

 

勉強会、要請集会を東京で開く

新宮市商工会議所青年部(土井誉志夫会長)、三重県南牟婁郡有志24人による「フリーゲージトレイン」に関する勉強会と要請集会が、二階俊博代議士の案内で、東京で7月12日、開催された。同団体の要請集会は、県内各団体に先駆けて行われたもの。

フリーゲージトレインは、列車の車輪(レール)の幅が異なる新幹線と、在来線を乗り入れるため、列車のエンジン、車輪に特別な設備を設置するとともに、レールの一部を軌間変換軌道としてここを通過することで、新幹線から在来線に、在来線から新幹線にそのまま乗り入れることができるシステムになっている。山形、秋田のミニ新幹線方式に比べ、3本目のレールを引かなくてよいことから、大幅な経費の削減が見込まれる。

二階代議士は、運輸政務次官当時から紀伊半島へのミニ新幹線の導入について、運輸省、JR等関係機関に強く要望してきた。運輸省では、これを受け、「新幹線直通運転化事業調査」の制度を確立、予算化(平成11年度、1億2千万円)させ、紀勢・関西本線をその調査対象に指定している。

一行は、朝から、国立市の鉄道総合研究所を視察し、フリーゲージのレールを見学するとともに、列車走行時の軌道変換のビデオを見ながら、担当者の説明を受けた。この後、国会で、小幡鉄道局長、石川鉄道審議官、谷山幹線鉄道課長と二階代議士、鶴保参議院議員を交えて勉強会を開催した。

小幡鉄道局長は、席上「運輸省とりわけ鉄道局は、二階先生に大変お世話になっております。国鉄の不良債権もまさに先生のお力で解決することができました。新しい調査の予算も先生の力で新設されたものです。その意味で和歌山県が調査対象に入っているのは当然のことでありますが、フリーゲージトレインの導入に向け、皆さんも全力で取り組んでいただきたい。」と挨拶した。

一行は、その後、総理官邸、国会を見学し東京を後にした。

また、二階代議士は、15日から19日までの3泊5日の強行日程で、アメリカコロラド州のTTCプエブロ実験線へフリーゲージトレインの走行試験の視察に行き、紀勢本線へのフリーゲージトレインの導入を推進していきたいとしている。

新幹線直通で、東京発紀南方面行きの列車が走るのも、もう夢ではない」

フリーゲージトレイン乗入れに関する要望書

平成11年7月12日

新宮商工会議所青年部

会長 土井 誉志夫

 この度の当青年部訪問にあたりましては、ご多忙中にかかわらず、多大なるご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。

 さて、当熊野地域は、和歌山県、三重県、奈良県の県境に位置しており、四方を海と山に囲まれ、観光、文化資源の豊富な地域でございます。しかしその反面、このような地形のため、交通アクセスがいまだ整わず、特に経済、観光における移動手段は、国道42号線(静岡県浜松市から和歌山県和歌山市)、国道168号線(奈良県五條市から和歌山県新宮市)とJR紀勢本線にその生命線を委ねているのが現状でございます。また、いずれの交通手段も首都圏などからの所要時間が問題になり、当地域観光客の伸び悩みの大きな原因となっております。さらに、近年、各地で高速道路、新幹線が整備されていく中、当地域においてはいまだ実現せず、ますます経済的発展から取り残されていくという不安を抱えております。

 交通整備は当地域住民の悲願であり、将来当地域の発展の鍵は、この整備如何にかかっているといっても過言ではありません。このような現状をご高察いただき、フリーゲージトレインのJR紀勢本線乗入れに関し、何卒ご配慮賜りますよう、お願い申し上げます。

 

検索語   検索ガイド