ホーム プロフィール 著書など ニュース ライブラリ 明日のふるさとを考える青年の会

 

 

官邸における大臣記者会見

日時:10月31日(月) 18:01〜18:10

場所:首相官邸

このたび経済産業大臣・国際博覧会担当を命ぜられました二階俊博でございます。さきほど総理から、わが国の将来の発展を支える競争力のある新産業の創造と地域の産業、特に中小企業の活性化について積極的取り組むようにということでありました。また、原油価格の高騰の続く中、特に先般の衆議院選挙の最中に私自身も各地を回りまして地元の悲痛な叫びを伺って参りました。これらに対してどう対応するか、クリーンエネルギーの開発、また、環境と経済の両立を目指したエネルギー政策を積極的に進められたいとのことであります。特にまた、WTO新ラウンド交渉及びアジア各国の経済的な連携等について、ただいま中川前経済産業大臣からも話がありましたが、私ども、農業との関係も連携し、工業品の関税、サービス、自由化の問題、アンチダンピングの問題等に対して、これから関係各方面と緊密な連携を取りながら積極的に取り組んでいきたい、また、そのことを総理から特に強く言われました。また三位一体の改革にあたっては、経済産業関係の補助金等につきましても強い指示がございました。地方案を真摯に受け止め積極的に見直しに取り組まれたいということでございました。また、政府系金融機関の改革については、私も昨日地元で政府系金融の問題について地元のみなさまから陳情を承って参りましたが、これは改革にしっかりと取り組むという基本方針とともに、需要というか、今まで関係金融機関に頼っておられた人たちが直ちに困難に直面することのないよう、十分に配慮しながら対応していくことが政治として大事だろうと考えております。特に総理からは政府系金融機関の改革にしっかり取り組むようにとのお話がございました。経済産業大臣というのは、極めて重い責任を担うわけでありますが、私自身、身の引き締まる思いでこれからの重要課題に取り組んで参りたいと思っている次第であります。

Q:大臣、経済産業大臣は諮問会議のメンバーであると思うが、経済財政諮問会議のこれまでの進め方等は大臣からみてどのように思われますか。

A:就任早々の私から批判を加えるべきではありませんが、これはやはり諮問会議というシステムが果たした役割というものは私は極めて高い評価を与えるべきであると思いますが、同時に国会や国民のみなさまの声に十分耳を傾けながら、そこは円満な政策の推進に取り組むべきで、すべて諮問会議が何もかも取り仕切るという姿勢はいかがかと思っております。

Q:政策金融について、諮問会議ではひとつにまとめた方が良いというニュアンスの意見が強いのですが、今の話からすると大臣は一つに統合することについては賛成ですか、反対ですか。

A:極めて直截的な御質問ですが、そこは慎重に関係者の意見を、各方面の意見を聞いて、円満な落着をみたい。これは地方では、特に中小企業のみなさんが政府系金融機関に頼っているところが大きいわけですね、依存しているところが。そういう関係のみなさんがこれなら自分たちも生きていける、これなら自分たちも政府系金融機関を頼ってやっていけるという風な方向性を示すことであって、何でも小さく一つにまとめてしまえばいいということではなくて、私は内容の問題だと思います。そこはしっかり見ていきたいと思います。政治として判断していきたい、このように思っております。

Q:北朝鮮の拉致事件に関してなんですけど、大臣は北朝鮮に対する制裁の早期発動について賛成でしょうか、反対でしょうか。また、いつ、どの段階で制裁を発動すべきであるとお考えでしょうか。

A:制裁を発動するということに関しては、両方の面があると思うのです。制裁を発動することによって効果の上がる面と、制裁を発動することによって、せっかくの交渉がデッドロックに乗り上げてしまうという面もありますから、そこは慎重に見極めていきたいと思います。私もこうした立場に立ったわけですから、これは責任ある立場において政治的に判断していきたいと思っています。

Q:事業主の中で詐欺的な文言で電話機を高額でリースさせる商法の被害相談が中小企業庁に多数寄せられていると聞いているのですが、これに対して経済産業省として今後どのように対応していくつもりなのか聞かせてください。

A:経済産業省としては、いかなる面においても中小企業を守ることです。そして中小企業の活性化を図っていくと。このことが通商産業行政の中で、私は最も大事な柱であると考えております。そうした面で、そういう悪質な人が真面目な一般市民に迷惑を及ぼすようなことは、これは政策以前の問題として徹底的に対応していくということが大事だと思います。

Q:個人事業主の方であるとクーリングオフですね、無条件解約の対象にならないことで困っている方が多いと聞いているのですが、具体的にはいかがですかね、対応策として。

A:具体的な問題につきましては、今日までどのような経過をたどっておられたのか、そして経済産業省としてどうした取り組みをしておったかということを十分伺った上で、私としての判断を下していきたいと思っています。

Q:小泉総理の総裁任期、残り一年を切ったのですけども、一部では続投論、任期延長論もあるんですが大臣はどのようにお考えでしょうか。

A:まず第一義的には総理御自身が判断をされることでありますが、今国民の間には小泉総理に対して高い支持率があるのも事実であります。従いまして、まだこれから先の問題ですから、今ここで結論を出す必要はない。最後には国会の声、そして国会の判断ですね、同時に国民のみなさんの声に耳をかたむけながら、総理御自身もそこは政治家としての御判断をなさるでしょうし、我々は今与えられた職責に全力を尽くす、これが小泉総理の目指す改革にお役にたちたいと、こういう気持ちです。

Q:総理をやめられた後にポスト小泉を目指されるお考えはありますか。

A:私も分を心得ておりますから、そんな考えはありません。どうもありがとうございました。

以上

検索語   検索ガイド