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(社)全国旅行業協会会長 二階 俊博

本日、ここにご出席いただいております、アメリカからベーカー・アメリカ商務省次官補代理、およびブルムバーグ・ニューヨーク市長、さらに、私たちの加藤駐米大使、また、ニューヨークの総領事の西田大使、後ほどご挨拶を頂戴致しますが、楠本ニューヨーク日系人会名誉会長の温かい歓迎をいただき、また旅の疲れも忘れてしまいそうな、そうした感激を覚えております。

私はご紹介いただきましたように、(社)全国旅行業協会とさらに(社)日本旅行業協会の松橋会長をはじめ日本の観光業界の関係者を代表して一言ご挨拶を申し述べます。

昨年の9月11日のニューヨークを襲った、かつて人類史上経験のないテロ事件から八ヶ月が経過しました。アメリカは、テロ撲滅の戦いを進めるとともに、復興に向けて立ち上がりました。未だ解決のできない問題の一つに、ニューヨークやハワイへの観光客の激減があります。中でも、日本人観光客は大変な落ち込みを示しております。本年2月、アメリカのブッシュ大統領が、来日された際に、小泉総理に直接この事に対する協力の要請がありました。我が国は国土交通省をはじめ旅行業界を挙げてこの問題に真正面から取り組むことになりました。

第一には、日米間のハイレベル観光協議の再開であります。

第二には、ハワイへ三千名の観光客を送る事であります。

第三に、今日皆様にご協力を頂きました、ニューヨークに一千名の旅行団の訪問を決めたわけであります。

本日私たちは、勇気に満ちた、しかも友情溢れる多くの同志が、このニューヨークの伝統あるメトロポリタン美術館に集結したわけであります。この意義は、おそらく、日米観光交流史上、長く記憶にとどめられるものと信じます。日本が誇る代表的な学者であります新渡戸稲造先生は、「我 太平洋の掛け橋とならんことを欲す」と言われたのであります。今日、ここに、ご参集を頂いたお一人お一人のお力が結集して、太平洋に、日本とアメリカ、日本とニューヨークに大きな友情の掛け橋を築かれたのであります。

皆さまのご協力に改めて感謝を申し上げます。

最後に、三千名を超える犠牲者の方々やそのご家族の皆さまに対し、さらに360名におよぶ消防士の霊に対し、心からの哀悼の意を表すると共に、テロは許さないという断固とした決意のもとに、同盟国アメリカと力を合わせて立ち向かうことをここにお誓いを申し上げ、ご挨拶を終わります。

ありがとうございました。

 

楠本ニューヨーク日系人会名誉会長挨拶  

 私は、二階幹事長と同じ和歌山県出身です。

 今日は、こういう素晴らしいところで、日米のVIPが 沢山集まっております。私は仕事の関係上、パーティに出ることは多いのですけれども、これだけVIPが市長をはじめ集まったのは、全く生まれて初めてです。特に、大使の称号を持った方が、今日はお二人もおられる。日本国全権大使 加藤大使、ニューヨーク総領事 西田大使。大体大使というのは、一人で来られるということなんですが、今日は皆さんのために二人も大使が来られた、これも非常に珍しいことだと思います。

昔、ナポレオンが、古い話で恐縮なんですが、ナポレオンがエジプトに遠征しましたときに、彼の兵隊に向かって、ピラミッドの前でやった有名な演説があります。それは、「兵士諸君!ピラミッドの上から四千年の歴史が諸君を見ているぞ」 今まさに、ここにありますデンドゥール神殿、紀元前二千年前に出来た物であります。ですから、今から数えると四千年前。まさに、同じです。そこでみなさん集まってパーティをやっておられる、私にとっても素晴らしいなあと思います。

どうぞ、ニューヨークは非常に元気です。

日系人会の会長といたしまして、よくニューヨークに来てくれました。お礼を申し上げます。どうもありがとうございました。

『VISIT N.Y. 1000』訪米報告

 
1.記念式典概要
  日本から、一般旅行客を含む官民合同使節団1000名程度がニューヨークを訪問し、5月24日にメトロポリタン美術館にお いて開催された記念式典に参加しました。米国からもニューヨー ク市長等の招待者が参加し、大いに盛り上がりをみせました。
 
2.主要な方々の挨拶概要
  (日本側)
 
二階俊博全日本旅行業協会会長・衆議院議員
   (前掲)
菅国土交通大臣政務官
   昨年9月の米国同時多発テロ事件の影響により、日本人旅行客が大幅に減少したことを受け、国土交通省においても、旅行業界や航空業界等とともに、旅行の需要回復に取り組んできた。その一環として、本日のように盛大なイベントが開催されたが、このイベントは、2月に来日したブッシュ大統領と小泉総理との会談の中から実現したものであり、今回参加された皆様は記念すべき場に立ち会われたことになる。
加藤駐米大使
   これほどの多くの方が参加されたイベントは、例がない。このイベントは、必ずや日米の絆をさらに深めていくための大きな一歩になる。参加した皆様に感謝する。
 ニューヨークに限らず、米国本土は日本からの観光客がまだ戻っていない。これを機会に家族・友人等を誘い合って、アメリカ各地を訪れてほしい。
   
  (米国側)
 
ニコラス・ニューヨーク市観光局長
   日本とニューヨークの観光交流は非常に重要。米国にとって日本は4番目に大きなマーケットだが、テロ後、最も回復が遅い状況。
  今夜は日米両国間の観光交流の再建の第一歩になる。皆様が訪問したことは、ニューヨークへ訪れることをためらっている人たちに、その認識が違うということを伝えることになる。帰国されてから、周囲の方々に是非、ニューヨークは日本の皆様を歓迎する準備が整っているということを広めていただきたい。
ブルームバーグ・ニューヨーク市長
   今日の不安定な状況の中、ビジット・ニューヨーク1000のようなイベントは非常に重要。ニューヨークに来られた皆さんは、ニューヨーカー達と一緒にニューヨークを復興させようという強力なメッセージを送っていることになり、この訪問を大変感謝。
 このイベントは、4月にエヴァンズ商務長官と扇国土交通大臣が日米観光交流の拡大に関する覚書を署名した後、初めての日米の官民が一体となったイベントであり、日本とニューヨークの密接な関係を反映。ニューヨークの健やかな発展において、日本ほど重要な国はない。
ベーカー商務省次官補代理
   このイベントは歴史的なものであり、4月に署名された日米観光交流拡大に関する覚書の最初の成果になった。これは観光交流のための施策の理想的な手本となる。米国商務省は、日米間で今後このような交流イベントを実施していくよう取り組んでいく。
 
 
ブルームバーグNY市長
 
米国商務省ベーカー次官補代理
 

二階幹事長
 
菅国土交通大臣政務官
 

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