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新エネルギー メタンハイドレート開発事業に関する祝辞

 新エネルギー メタンハイドレート開発事業「新宮港の利活用と地域の活性化を考える」講演会の開催に当たり、一言お祝いを申し上げます。
 本講演会を主催された「新宮商工会議所及び新宮港振興会」の皆様方の日頃のご努力に心から敬意を表します。また、ご協力いただきます講師の皆様にも深く感謝を申し上げます。
 あらゆる産業活動や国民生活の基盤を構築するエネルギーに関し、その安定的・効率的な供給を実現することは、中長期的な経済発展の実現にとって不可欠な要素であります。特に我が国は主要なエネルギー供給源である石油のほぼ全量を輸入に依存しており、その8割強を中東地域から供給を受けています。また、天然ガスにつきましても97%を輸入に依存しており、今後更にアジアを中心に世界的なエネルギー需要の拡大も見込まれており、エネルギーセキュリティーの確保は益々重要な課題となってまいります。
また近年、地球温暖化対策が課題となっておりますが、我が国の二酸化炭素排出量の大部分をエネルギー起源の二酸化炭素がしめていることから、地球環境問題への対策はエネルギー政策にとって不可避の課題となっております。
 これらの課題解決のため、政府としては「エネルギー基本計画」を昨年秋に閣議決定をしました。「エネルギー基本計画」にも触れられているメタンハイドレートは、燃焼時のCO2の排出量が少ないクリーンなエネルギーであるとともに、日本近海に相当量の賦存が期待されており、その利用が可能となれば、我が国のエネルギー安定供給に与える効果は大きく、二十一世紀における有望で新しい国産エネルギー源として期待されています。
 その期待のメタンハイドレートが新宮市沖を始めとする紀伊半島の沖合の南海トラフにも相当量が存在しているといわれております。今回、国による本格的な調査が先月熊野灘を皮切りに開始されました。調査開始に合わせ新宮の皆様が、メタンハイドレート、天然ガスに関し、理解を深めるためこの様な勉強会を開かれたことは、地元の皆様のメタンハイドレート開発への感心の高さを表しているものであり、誠に心強い限りです。
 申し上げるまでもありませんが、我が国のエネルギーセキュリティーを確保するためには、地方自治体を始め、地元の皆様方からのご支援、ご協力が不可欠であります。
 最後に、本日お集まりの皆様方の益々のご発展とご健勝を祈念いたしまして、私の祝辞とさせて頂きます。

平成16年2月1日

衆議院議員 二階俊博

 

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