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経済産業大臣 二階俊博


みなさん、おはようございます。
今日は、皆さんのお家の方々にとっても、こんな喜ばしい、嬉しい日はないという思いであろうと思います.。私たちも、こうしてご一緒に御坊市の成人の皆様を、お祝いすることができることを大変嬉しく思います。
私自身も成人の日はどうであったかということを、今朝から考えてみました。私は、当時、東京の方に出ておりましたので、成人式には、出席出来ませんでした。それは、ご案内が無かったのか、住所が移っていた関係で、東京のほうから案内状があったように思ったんですが、私は東京都の人でないと思ったんで、東京の成人式には出席しませんでした。
しかし、こうして、皆さんが、故郷、お互いに生まれ育ったこの御坊市での成人式に、元気なお姿で出席なされて、これからの洋々とした前途を思うと、皆さんは、自らの頑張り次第でいくらでも成長、発展することができる、そういう状況にあることを、これまた、私どもから見てもうらやましいくらいであります。
皆さんは、松下幸之助さんという人の名前を知っておられると思いますが、松下幸之助さんが、もう晩年でありましたが、和歌山市のあるところで講演をされました。
その時に、「若さというものは何物にも代えられない。もう一度若さを取り戻すことができるのならば、自分のすべての財産を差し上げても良い」、こういう表現をされておられました。それほど若さというものは尊いわけであります。残念ながら、若いうちはその若さの価値、若さの本当の意味が分からない人のほうが多いわけであります。
しかし、もう戻ることの無い青春とか、二度と来ないこの二十歳(はたち)という時だとか言うことをよく聞かれると思いますが、それはある意味で間違いないわけであります。どうか、悔いの無い人生を歩んでいくためにこの「二十歳」というものを一つの区切りにして、みんなでがんばって頂きたいと思います。
この御坊市は、みんなのお父さんやお母さん、そして、おじいさんやおばあさん、みんなのご努力でここまで進んでまいりました。
考えてみて、いろんな不平や不満を探せばいくらでもあるわけですが、こんなに小さいまちが、みんなで力を合わせて、ここまで歩んで来れた。
しかし、ここから先は、君たちの時代であります。みんなが頑張って、「この故郷を良くしよう!」と自信を持ってやって頂きたいと思います。
そして最後に一言、私は皆さまに何かを申しあげるとすれば、自分の立っている位置、自分のポジションということを常に考えて頂きたいと思います。たとえば、家庭の中において自分はどういう立場、どういう位置にあるかということ。あるいは学校において、あるいは職場において、それぞれの立っている位置というものがあるわけですが、その位置を、どう自分で自覚し、認識するかということが、これからの人生を歩んでいく上において大変大事なことでないかと思っております。
どうか、みんなでお互いに友人同士励ましあって、寂しそうにしている人がいれば、みんなで励ましあって、そういう友情とゆとりを持って、この狭い小さい私たちのこの故郷であります。大体のお顔を見れば、どこの人、どこの人というのが分かるところに、私はこの御坊の良さがあると思います。そういう意味で、みんなもこれから、しっかりがんばって下さい。
私どもも、今日は壇上におりますこの地域の政治や経済やいろんな面を担っております責任者もしっかりがんばって、みなさんもこれから大きく胸張って、「私は御坊の出身だ」と言えるような人生を歩んでいこうではありませんか。
意外と、御坊って有名なんですよ、私なんかもいろんなところへ行って、和歌山県だっていうことを相手が分かっておったら、次は「何処ですかって」いうことを相手は聞きますよね。「御坊です」って言ったら、「御坊ってどんな字書くんですか」っていう人は滅多にいない。御坊って言いますと意外に知っているんですよね。この事実は、先輩たちが今日までがんばってくれたんだなという思いが、するわけです。御坊の歴史を今ここで語るわけには参りませんが、皆さんのお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんからも御坊ってどんなまちだったのかということをよく聞いて、そして、これからのさらなる人間形成に大きく役立てて下さい。
足もとから、やはり地に足が着いていない人はだめです。ですから足が地に着くということは、我々みんながやはり御坊の出身だということを、自信を持って、そして、そういう気持ちを私たちの後輩たち、皆さんのさらに後輩たちにも語り継いで行くようなことが、大事ではないかと思います。
皆さんのこれからの益々のご健康と、そしてお幸せを心からお祈りしてご挨拶といたします。
おめでとうございました。

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