難問への対応とチャレンジを
(平成13年1月16日付紀南新聞、新宮会場報道)

 

新宮新年の集いの写真集
平成12年1月13日 午前1時より

長谷克巳新宮市新風会会長の先導で、満員の会場に二階代議士入場

 

佐藤春陽新宮市長にご来賓挨拶を頂きました(新宮会場)

 

国政報告を行う参議院議員最年少の鶴保庸介参議院議員

 

花束贈呈ありがとうございました

 

予定時間を大幅にオーバーし国政報告を行う二階代議士(新宮会場)

 

難問への対応とチャレンジを
(平成13年1月16日付紀南新聞、新宮会場報道)

 保守党和歌山県第三区総支部新年の集い実行委員会主催の二階俊博衆議院議員保守党新年の集い「心のバリアフリーを」出版記念講演会は十三日、新宮商工会議所二階大会議室に約四百人(後援会調べ)が参加して熱心に二階氏の講演を聴講した。
 来賓には、鶴保庸介参議院議員、佐藤春陽市長、秦野宗雄東牟婁振興局長、松本光生市議会議長、新宅孝嗣紀宝町長、西田健鵜殿村長ら多数が出席した。
 長谷克己後援会会長は「忙しい中の出席、誠にありがとうございます。二階代議士は、昨年六月に六回目の当選をさせていただき皆様方のお陰です。フリーゲージトレイン(ミニ新幹線)、1T(情報技術)などで活躍しています。どうか、皆さんの支援をよろしくお願いします」とあいさつした。
 来賓の秦野振興局長は、「昨年中は、国会の中枢で活躍され、多忙な一年だったと思います。高齢化社会への対応などは、熱意の表れと思います。今後とも、支援協力をよろしくお願いします」と木村知事のメッセージを代読。
佐藤市長は「二階先生、鶴保先生、町村長様ともどもお揃いになっての開催は心強い思いです。昨年も色々な状況の機会に折々の問題を相談させていただき、色々な助言、お力添えなどご尽力いただきました。二階先生の活躍は、テレビ、新聞で存じ上げており、大きさをつくづく感じています。先生の人柄、人格に敬服しています。二〇〇一年これからの地方自治をどうするかという中、地域のリーダーシップを発揮して行かなければなりません。先生の政治家としてのこれからの活躍はまさに与党として二十一世紀の舵取りを担当する重要な役割があります。これからも先生を中心に、新宮市、熊野と共に国政のあり方に関心をもっていただきたい」と力一杯の賛辞。
 また鶴保庸介参議院議員は「昨年は色々不幸な事件がありました。また、和歌山県地域は志を失って漂流して行っていると思います。少年犯罪が起きるのも、目標を失っていると思う。二階先生ほど、一期の間にこれはど仕事をなさった方はいません。新宮港振興や日中観光行政に尽力されており、その他もろもろで獅子奮迅されています。これからの世の中、不景気、失業を無くして行かなければなりません。将来の不安は明確な展望がないからなので、展望を打ち出して行くことが大事です。二階先生の指導を受けながら、知恵を絞って、一緒に汗をかいて行きたい」と祝辞。
 来賓紹介などの後、登壇した二階俊博衆議院議員は「今の時代、閣僚でも五人に一人は、落選している。それだけ国民の皆様に審判を受けなければならない。私が六回目の当選を果たせたのも、皆さんのお陰です。これからも決意を新たにして行きたい。」と前置きし、今度出版した本「心のバリアフリー」についてでは「一つの法律を作るのにも、こんなに厄介な事になるという事を見ていただきたい。国会では、一人で三十時間答弁をしました。バリアフリーとはどういうことかというと、障害を除去しましょうという事で、一つは物理的障害です。車椅子の方が、そのままバスに乗るという事は、ノンステップバスが必要です。車体は傾いて、リフトが出てくるので、一人でも軽々乗れるようになるのです。」と語り、「バリアフリー法は、私の答弁により何倍も大きなものに仕上がりました。音の出る信号機を作るにも、四省庁でこの問題をスタートさせました。そういう具合に国全体のバリアフリー化のために各省庁が取り組んでおります。名古屋のあるタクシー会社は、発信機を持つ痴呆老人のために、どこにいるのかを調べて連れ帰ってくるような事も始めている。この頃は、介護ヘタクシー業界も参入してきています。それに各省庁が競い合って対応している。またバリアフリーの事業には一兆円ぐらいかかる。事業を起こす事によって、地元も潤う。経済効果は一兆円あるということを申し上げ、奮起を促す事を進めています」とした。しかし、それだけではだめで「皆で温かい気持ちを寄せ合って行く事で本当に成功するのです。そのためには、心のバリアフリーが必要なのです」とソフト面の大事さを強調。
 次に、日中観光行政について「徐福さんのお墓をお参りしてまいりましたが、昨年の五月二十日には五千二百人と中国を訪問してきました。日本が台湾に新幹線を売り込んでいる時でして、日本が中国と仲良くするのに台湾が難色を示す前に、よく説明もしておきました」と外交上の難しさも技露。
また、同代議士が熱心に取り組んでいるフリーゲージトレインでは「アメリカのコロラド州デンバーに実験場があり、周りには何も無いのです。日本で作った電車を運び、そこで走らせ実験しました。お陰さまで、六十万キロ走り終え、それくらい安全に自信はあります。また、時速二三〇キロ以上出るようになりました。改良しまして、今度は下関で実験します。このトレインに全国で十の路線が名乗りをあげており、新宮では、青年会議所などが中心となって取り組んでいます。これからは市町村が誘致決議し、県議会も行動して、舞台が出来上がります」と期待の一端をのぞかせた。
 次に、高速道路問題では「和歌山県は地形的に不利だが、東名高速自動車道はわずか五年で完成した経緯もあります。しかし、県では地権者との用地交渉が困難を極めている。高速道路への南の方の期待は大きい。何としてでも、新宮まで高速道路を持ってくると同時に、フリーゲージトレインでは、車軸を動かす事の出来る方式を取り入れているので、全国で誘致を考えている。県が熱を入れて、よそに追い越されないようにしないといけない」と奮起を呼びかけた。
 この他では「熊野高野世界遺産登録も近づいてきている。新宮港も重要港湾指定が光って来ている。要望通りの予算をつけて行きたい。」と述べた。また那智勝浦町宇久井の「さんふらわあ」就航問題では「年間六万人を運んでいるが、これがなくなると大変な事になる。高知の橋本知事と、木村知事、社長、担当局長を交えて、今後を考えて行く。赤字解消のために何らかの方法を取れないかと言うことで、高知のJAが補助金を出す事で、六月まで延期になった。国会で何らかの援助を勉強している。私は、どんな問題でも精一杯やる事が大事と思う。これは、県にとっても、逆にいいテーマ。こういう問題にどう対応するかのチャレンジが二十一世紀に求められでいる」と締めくくった。
 この後、後援会婦人部代表の二人が、花束を贈呈。二階代議士は、この花束を、県境の西田村長、新宅町長に贈呈して来賓に花を添えた。三浦幸光(新宮市)助役の音頭で、乾杯を行い、盛会のうちに懇親会に移った。

「さんふらわ」の存続陳情も
(平成13年1月16日付紀南新聞、勝浦会場報道)

 那智勝浦町での″新年の集い″は十四日午前十時半から、勝浦漁協組大会議室で秦野宗雄・東牟婁振興局長、那智勝浦町の湯浅昌治町長や森本隆夫議長、太地町の濱中節夫町長と浦野光義議長ら来賓、後援者ら約四百人が参加して開かれた。開会の前に、同役員室で二階俊博代議士とゲストの国土交通省副大臣の泉信也参院議員に「ブルーハイウェイライン」の存続に関しての陳情が行われた。
 ″新年の集い″は開会して、まず那智勝浦町後援会のM地利三朗会長が、後援会の充実、強化を一致団結して図ることを呼びかけるなど、新年のあいさつを行った。ついで来賓の秦野局長が木村知事の祝辞を代読。湯浅町長と濱中町長がともに二階代議士の実力のほどをエピソードを交えながら述べ、今後とも大きな力添えをたまわるために、後顧の憂いなく政治活動に没頭できるよう、後援会のいっそうの発展を期待した。
 ゲストの泉副大臣は、今懸案となっている「ブルーハイウェイライン」の存続問題を例にとり、「この問題を地元だけでなく、全国の問題として捉えていこうというところが、霞ヶ関、永田町で二階先生が並の政治家でないとされているところだと私は受けとめています」と政界の実力者ぶりをアピール。ブルーハイウェイラインの存続については、「地元でも知恵と力を出して頂きたい。私も直接のことなので精一杯頑張りたい」と述べた。
 二階代議士は、ブルーハイウェイラインについては「綱をつけてでも引っ張るつもりで努力する。地元も努力しないといけません。(存続か否かの)見通しについては今述べることはできない」と述べた。フリーゲージトレインについては「二・三年の間にやりたい」と述べ、仮に紀伊半島に走るとなれば発展は間違いないとし、「夢物語りと思うかもしれ
ませんが、夢ではないんです。ぜひこれを実現したいと思っている」と熱意をみせた。
また観光の一起爆剤として、近く大阪で開催される世界百三十六か国、二千人が参加しての国際会議に関し、この参加者の南紀誘客を考えていることを述べ、地元としても誘客に励んではしいと促した。これらのほか、熊野・高野地方の世界遺産登録についても、ぜひ成功するよう力を入れたいと話した。
 「新年の集い」の開会前に、同漁協役員室で行われた新宮港振興会(須川輝一会長)による二階代議士、泉副大臣への陳情は、「さんふらわあ くろしお号」の存続に関するもの。同振興会では、この航路が東京に直結する唯一の海上アクセスであり、中止となると計り知れない影響があるとし、「航路存続に絶大なるお力添えを賜りますよう要望申し上げます」としている。同航路は今年六月まで存続する。
 新宮港埠頭(株)の小池専務取締役は「さんふらわあの撤退については、さまざまな影響が考えられます。とくに新宮港においては、さんふらわあとともに撤退が予想されるタグボートの不在が大きな問題となってきます。なぜなら現在、新宮港に出入港業務に使用しているタグボートがなくなるということですから、他所から倍りなければならなくなり、その都度、多大な費用がかかることになるからです。また、昨年指定された特定地域振興重要港湾としての位置づけからも、何とか存続していただきたいと考えるのですが」と述べている。

 

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